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学部の活動

【外国語学部】2025年度『基礎セミナー×企業連携合同発表会』を実施


2025年 7月10日(木)と7月15日(火)に基礎セミナー(担当:外国語学部各教員)で「2025年度外国語学部基礎セミナー× 企業連携合同発表会」を開催しました。コミュニティ・リンクで開催された合同発表会では、約165名の学生が参加しました。

基礎セミナー×企業連携とは

2024年度から始まったこの取り組みは、学生が企業から提示されたリアルな課題に挑み、課題解決案をプレゼンテーションすることで、アカデミックな知識と実践的ビジネススキルを同時に鍛えることを目標としています。

2年目となる今年度は連携企業を2社に拡大し、フジトランスコーポレーション様、トランコム様からそれぞれ2つのテーマが掲示されその課題に対して学生が解決策を提案しました。

フジトランスコーポレーション様

「基礎セミナー」木曜クラスでは、フジトランスコーポレーション様から提供された以下の課題に対して学生が解決策を提案しました。

  1. 物流・運送業界における労働力不足
  2. 女性活躍をはじめとした従業員の定着化
2025年4月に企業様から課題が提示され、その後、約3ヶ月間にわたり各クラスでチームを組み、解決策を考え、クラス内のプレゼンを経て、代表チームが選ばれました。7月10日には、最終プレゼンテーションが行われ、各クラスからの代表チーム、トータル5チームがフジトランスコーポレーション様の前で提案を発表し、フィードバックと現在の状況についての詳しいご説明をいただきました。解決策については、木曜クラスでは長谷川ゼミが優勝しましたが、他のチームとの評価は僅差ということで、全体に高い評価をいただきました。当日は学生からも活発な質疑応答があり、大いに盛り上がり、非常に楽しい有意義な時間を共有することができました。

今回の取り組みを通して、学生にとっては多くの成果を得ることができたのではないかと思います。まず、実際のビジネス課題に取り組むことで、理論だけでなく実践的なスキルも身につけることができました。次に、企業の担当者様から直接課題を受け取り、発表し、フィードバックを受けることで、企業調査のノウハウを学び、実社会の課題について解決策を考え、提案の仕方を学ぶことができました。また、提案の発表を通じて、効果的なプレゼンテーションスキルや、スライドの作成・操作の技術も磨くことができました。

トランコム様

「基礎セミナー」火曜クラスでは、トランコム様から提供された以下の課題に対して学生が解決策を提案しました。

  1. 輸送マッチング事業の売上を伸ばすには
  2. 物流業界を就職先として選ぶ若者を増やすには
4月のキックオフからおよそ3ヶ月間、学生たちはクラスごとにチームを組み、調査、データ分析、複数回のクラス内発表を重ねて提案内容を磨き上げました。ゼミ内での中間プレゼンを経て代表6チーム(3クラスそれぞれ2グループ)が選抜され、7月15日の最終発表会へ進出。審査員として来学されたのは、執行役員・中根英昭氏、採用グループマネージャー・小暮広和氏、同グループの前口紗智子氏でした。


当日、各チームは10分間のプレゼン(5分)と質疑応答(5分)に臨みました。評価軸は①課題解決力(実現可能性を含む)、②論理的思考力(根拠となるデータ・事例の示し方)、③独創性、④資料構成力、⑤表現力の5点。最優秀賞に輝いたのは、今仁ゼミBチームでした。トランコム担当者からは「学生らしい発想と現実的なシミュレーションですばらしい発表だった」とのお言葉が寄せられ、全体に高い評価をいただきました。また、参加者からも活発な質疑応答があり、非常に有意義な時間を共有することができました。

トランコムの皆様は「難しい問いに向き合う学生のがんばっている姿勢が見られ、私たちも刺激を受けた」と講評。学生にとって、実社会とつながることで学びに対するモチベーションが高まったと考えられます。

外国語学部では企業連携という新しい取り組みを通して、語学で培うコミュニケーション力を土台に、実社会で即戦力となる企画・分析・発信スキルを磨く機会を提供しています。今後もこうした企業連携プログラムを継続し、学生が実社会とつながりながら学修できる環境づくりに取り組んでまいります。
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