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学部の活動

【外国語学部】天野幸輔准教授「発展セミナー」の授業の様子



外国語学部 天野幸輔准教授から、授業の様子が届きました。
「発展セミナー」 (担当:天野幸輔准教授)のテーマは「研究方法の研究」です。

インタビュー法

2024年11月後半の授業では質的研究法の一つとして、インタビュー法を3回にわたって学びました。

2チームに分かれ、それぞれに与えられた内容を聞き取るために、どのような質問項目がよいか考え、異なるチーム同士の2人組で、インタビューを実施します。自分が聞き手の時に、自分の様子を動画録画します。そして話した内容を文字起こしをしながら、自分の表情や話し方の癖を分析します。この活動は、就活でも役立ちます。学生は、様々な気付きを得ています。便利すぎて、また忙しくて、じっと自分の語りを聞き直すような機会はあるようでないものです。
この方法ならではの分析方法も学んでおります。フリップの活用、半構造化面接、面接場所の選択や研究倫理、よく勉強しましたね。

感想文分析の基礎

2024年 10月 31日の授業では「感想文分析の基礎」として、学生がカードに書いた、問いに対する答えをカテゴリー分類する授業を行いました。
各問に対する自分の意見をカードに書き、5つのカテゴリーに分類します。
次に他人にカテゴリー名のみをヒントとして、カードを分類し、どの程度一致するのかを検証します。質的な研究においては、経験的に7割を超えるとよい、つまり信頼度のある分類となります。
その後、「なぜ一致したのか?」「このカードに書いていることを、なぜ違った意味に捉えてしまったのか」を話し合います。自分とは違ったものの見方に出会えることができます。客観性を高める、主観を消すとは一体どういうことなのか、卒業業績に取り組む基礎の学力、そして書く力を高めて参ります。

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