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学部の活動

【外国語学部】長谷川ゼミが「愛知・名古屋 戦争に関する資料館」を訪問


校外ゼミで「愛知 ・ 名古屋 戦争に関する資料館」を訪問

外国語学部の長谷川和美講師から「ゼミ」の様子が届きました。

2023年 11月12日 (日) に「愛知・名古屋 戦争に関する資料館」を訪問しました。

長谷川ゼミは、「グローバルスタディーズ+日本研究」として、ダイバーシティの視点を大切にして、主に国際社会と日本との関連を研究しています。春学期のゼミでは、ポストコロニアル研究の視座から、他者とは誰か?他文化とは何か?他者や他文化を本当に理解できるのか?など、私たちの研究の基礎となる理論を英語で読みました。その中で、世界戦争である第二次世界大戦における戦争の記憶の政治学について、歴史学者であるキャロル・グラックの論文を読み、記憶の作用について議論をしました。その過程で、学生の一人が卒業研究のテーマとして、日米の戦争における記憶の政治学の比較検討をしています。今回は、校外ゼミとして、「愛知・名古屋 戦争に関する資料館」を訪れ、名古屋地域における戦争の記憶がこの資料館を通じてどのように継承されているのかを学びました。また、ネーションの公的な戦争の記憶と地域や民間における記憶がどのように異なるのか、先述したキャロル・グラックの論文を参照しながら、戦争の記憶についての考察を深めました。

当館の運営協議会会長は、本学現代社会学部の笠井雅直名誉教授であり、当日は、学芸員さんと共に参加していただきました。学生と資料館側との交流の場を通じて、春学期学んだ内容の議論を深めたのみならず、学生の卒業研究を発展させる示唆を与える機会となりました。

愛知県の地下から発見された250キロ爆弾

学芸員さんから展示の説明をしていただきました

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