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学部の活動

【経済学部】新入生対象のPROGテストを実施


PROGテストを実施

今年度も、新入生オリエンテーションの最終日(4月7日)にPROGテスト(コンピテンシー)を実施しました。
曙館201と202教室に分かれ、1年生がノートパソコンでWeb受験しました。

経済学部では、「学習成果の可視化」の取組みのひとつとしてPROGテストを利用しています。
入学時に学部生一人ひとりのコンピテンシー(33要素)を測定し、3年次までどの要素が伸びたかを確認し、これまでの学習を振り返り、今後の学習に役立てます。

PROGテスト解説会

PROGテストを受験した新入生を対象に株式会社リアセックのキャリアカウンセラーを特別講師にお招きして、PROGテストの結果に対する解説会を開催しました。

授業前に受講生全員へテキスト『PROGの強化書』を配付し、参照しながら進めます。解説会はワークショップ形式で、90分の解説会は以下のような3部構成でした。

1. 強み発見
2. 自己理解
3. キャリアデザイン

1.強み発見

パソコンからマイページにログインし、自分のPROGテスト結果を確認します。結果は、3つの基礎力(対人・対自己・対課題)と、それぞれをさらに3つに細分化した9つの要素に数値(1~7)が表示されています。講師は、これらのスコアやレベルの意味を具体的に説明します。

視覚的な理解として、棒グラフで9つの要素の強みが高さで表現されています。受講生は、自分の強みとして相対的に高い2つの要素をチェックします。テキストにある要素ごとのレベルチャートで自己診断をし、強みを赤・弱点を青というように記入します。クラスメイトとの話し合いといった作業時間があるので、受講生は飽きることがありません。

テキストにある自分の強み(2つ)に関連するページを参照し、これまで自分がやってきたことを思い出します。テキストのコメントを読みながら過去の経験を思い出し、自分の特徴、その能力がいかに身に付いたのかを振り返ります。最後はテキストにある能力がアップするための方法と過去の経験が合っているかを見つけてみる作業を行います。

2.自己理解

過去の振り返りで、何気なくやってきたことが自分の強みを形成していることを理解した上で、クラスメイトとの比較を行います。そこで、自分の強みが9つのどれであったかを挙手してもらい、以下のような簡単な解説をします。

【対人基礎力】
1. 親和力:友達作りが得意!優しい人
2. 協働力:チームワークの達人!
3. 統率力:真のリーダー!仕切り上手

【対自己基礎力】
1. 感情制御力:実はプレッシャーに強い!
2. 自信創出力:ザ・ポジティブ!前向き
3. 行動持続力:コツコツ、粘り強い

【課題基礎力】
1. 課題立案力:疑問はほっておけない!追究上手
2. 計画立案力:締切厳守、計画の達人
3. 実践力:有言実行

他の人たちの強み(他者との違い)を見ながら、自分の強い点を認識します。強みを発揮することで周りが変わるだけに、日頃からの意識が重要であるという説明があります。

キャリアデザイン

「キャリアデザイン」として、行動計画を考えます。マイページにはワークシートがあり、ここに自分の計画を記入する作業です。TO DOからTO BEへということで、将来、自分がありたい姿(TO BE)を記入します。テキストにあるルーブリックを見ながら、現状のレベルから目指すレベルを設定し、何ができるようになると目標が到達できるかをワークシートに入力します。

パソコンからアクセスしたマイページには便利な機能が備わっており、伸ばしたいジェネリックスキルをクリックすると実践力の例(やってみることリスト)が表示され、チェックできるようになっています。
その次は、行動計画を実践に移すために具体的な日時を入れます。こうして、取り組むべき「ガクチカ」をいつまでにどのようにするということができます。1年次の5月に立案した行動計画の作文を徐々に完成させます。ワークショップの最後には、自分の計画をクラスメイトに宣言し、行動に移します。この作文は、マイページに保存されているので、いつでも見返すことができます。

PROGテストとは

PROGは、河合塾とリアセックが共同開発したジェネリックスキルの成長を支援するアセスメントプログラムです。専攻・専門に関わらず、社会で求められる汎用的な能力・態度・志向=ジェネリックスキルを測定・育成します。テストでは、リテラシーとコンピテンシーの2つの観点から測定し、自身の現状を客観的に把握することができます。

(PROGホームページより引用)
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