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学部の活動

【経済学部】川辺町役場へ分析成果報告を実施


2024年3月15日(金)に経済学部生(秋山太郎准教授ゼミ)が岐阜県加茂郡川辺町役場で分析成果報告を行いました。

一昨年より、秋山ゼミでは、川辺町から町民アンケートデータを提供頂き、国県の統計データと合わせて分析を行い、町内人口増加・維持の観点における県内(または全国)での川辺町のポジションの把握やデータ分析から得られた事実発見に基づく課題提示などの成果報告書作成に取り組んできました。

国や県のマクロデータの活用では、川辺町の人口流入や流出原因の特定化や、どの理由で岐阜県内のどの市町村に人が集まっているのか等の把握を中心に分析をしました。
一方、アンケートデータ活用では、居住継続を希望する人と移住を希望する人との間で、町の行政サービス項目の満足度や重視度に差が見られるのかを中心に分析を進めました。

分析結果は3月15日(金)に開催された報告会で報告し、ご参加いただいた川辺町役場の4名の方々と活発な議論を交わしました。
そして、最終的には約170ページの成果報告書にまとめて川辺町に提出をしました。分析作業を進めた学生にとって貴重な機会となりました。

川辺町から頂いたコメント

川辺町は、大手建設メーカーの「街の住みここちランキング2023 住み続けたい街部門」で岐阜県1位(東海4県4位)の評価を得た。

今回の分析報告により、岐阜県の中での川辺町の立ち位置をより明確に理解することができた。転入超過率は-0.11%で、近年は新築住宅の着工件数も増えており、私たちが実感している町の状況にも近い。その中で、本町の優位性は名古屋圏や岐阜市などへの交通の優位性が高いことで、かたや買い物などの生活の利便性が低いことがよく分かった。

現在、町の主要プロジェクトとして、「町内3小学校の再編計画」と「JR中川辺駅西地区整備」を進めている。そのため、今回分析結果を元に、その優位性などを考慮に入れながら、今後の町政に反映していきたい。
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