【経済学部】「開発経済学」でゲストスピーカーをお招きしました

2026年6月25日(木)の開発経済学(担当:新美達也准教授)に元JICA海外協力隊員をお招きし、実際の国際開発・協力の現場、そしてキャリア形成などについてお話頂きました。講師は、タイ東北部のコンケンへ2年間派遣されておられた德田壌二様(現在は福岡県バンコク事務所所長)にお越しいただきました。
理学療法士

德田様は福岡県のご出身で、鹿児島大学の理学療法学科で学び、理学療法士として大学病院にご勤務されておられました。その後、子供の頃から関心のあった国際協力の仕事に飛び込み、JICA(国際協力機構)の海外協力隊員として、タイ東北部のコンケンのリハビリテーションセンターに2年間派遣されたとのことでした。
タイのコンケンには、本学協定校のコンケン大学もあります。毎年短期・長期の留学生を派遣しており、なじみのある地域でもあります。東南アジアの一国ですが、冬場には気温が10度を下回ることもあるそうです。
タイのコンケンには、本学協定校のコンケン大学もあります。毎年短期・長期の留学生を派遣しており、なじみのある地域でもあります。東南アジアの一国ですが、冬場には気温が10度を下回ることもあるそうです。
自宅訪問

理学療法士として、現地で活動するなかで、日本とタイのリハビリテーションの考え方の違いに驚いたこととして、日本では退院後の実際の生活を見据え、日常生活動作の改善に重点を置いた支援を行う一方、タイでは運動機能の回復に重点が置かれていたことをお話しいただきました。
そのため、日本では患者の自宅や地域を実際に訪問し、障害のある方それぞれの生活にそった自宅の改修などを行った上で、退院するそうです。德田様も同僚のタイ人PTとともに患者の自宅を訪問していたそうです。
そのため、日本では患者の自宅や地域を実際に訪問し、障害のある方それぞれの生活にそった自宅の改修などを行った上で、退院するそうです。德田様も同僚のタイ人PTとともに患者の自宅を訪問していたそうです。
質疑応答
講義中に紹介のあった現地のローカルマーケットで日常の食材としてならんでいる昆虫食などについて、学生から質問がありました。昆虫のなかでも特にタガメは食べづらいそうです。また、はじめての海外旅行のきっかけなどに関する質問もありました。


社会を見る目

德田様は、現在福岡県職員として、バンコク事務所の所長を務めておられます。公務員への転職のきっかけも、現場をみて、十分に行き届かない行政サービスの現実から社会全体を改善する必要性を感じたことだったそうです。
学生へのメッセージ
最後に、学生のみなさんには広い視野を身につけてほしい、そのために海外への留学や、JICAのボランティアなどにチャレンジしてほしい。そして、なによりもデータだけでは計り知れない、現場を自分の目でみて、実態を知ることの大切さを知ってほしいとのメッセージを頂戴しました。