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学部の活動

【経済学部】国際協力機構(JICA)中部のなごや地球ひろばを訪問しました


2024年12月19日(木)に国際協力機構(JICA)中部のなごや地球ひろばを開発経済学の履修学生と新美ゼミの学生が訪問しました。

開発経済学(担当:新美達也准教授)では、途上国の課題や、そのなかでの開発経済学の役割を中心に、広範囲にわたる途上国開発のアプローチについて学んでいます。
また、新美ゼミの専門基礎演習でも、前半は世界銀行の「開発報告書」を輪読した上で各自の地域・テーマを決めて、毎回ゼミ内で報告&ディスカッションを行っています。

JICA協力隊員経験者の方のご講演

今回はJICA協力隊員のご経験もある講師から、以下内容を簡潔にとても分かり易くご講義頂きました。
1.国際協力とはなにか?
2.JICAの取り組み
3.協力隊員での経験

たとえば、国際協力では(魚を与えるのではなく)「魚の捕り方を教えれば、一生食べていくことが出来る」など、途上国の人々の自立を促すことが考え方の基本となっているなどです。

このように外部からの訪問を受け入れている施設は日本に3箇所しかなく、JICA中部はその一つです。
途上国とは「どんどん成長する国のこと」である、途上国の課題は「水」や「飢餓・貧困」、「公衆衛生」に留まらず、「農業」、「経済」、「環境」など広範で専門的な知識が必要であることなどを改めて学ぶことができました。

講師の派遣国であった中南米のパラグアイと隣国ウルグアイの違いとその意味から、現地の主要産業である農業の特色、現地での取り組みや失敗談、そして、現地のニーズと現地の人々が継続的に日々の生活の糧となるチョットした工夫が大切であることを伝えて頂きました。
また、東日本大震災時にはパラグアイの人々からも日本を支援頂いたことなど、先進国と途上国といった関係を越えた相互扶助の関係が顕著になった出来事であったことなどもご紹介頂きました。

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