【経済学部】松本ゼミの課外活動
経済学部 松本浩司ゼミの課外活動をご紹介します。
愛知県美術館と名古屋市美術館
2025年1月29日(水)に、松本ゼミ2・3年生の希望メンバーで、愛知県美術館と名古屋市美術館を訪れました。
≪愛知県美術館≫ 参加学生からの報告
愛知県美術館の「パウル・クレー展 —創造をめぐる星座」では、パウル・クレーによる抽象画や、戦争への考えを描いた作品など、考えさせられる作品が多く展示されていました。特に私が良いと感じた作品は「北欧の森の神」です。
「北欧の森の神」パウル・クレー
参加者の感想
- 今回のパウル・クレー展では抽象画における理解が深まりました。他にも有名なピカソやカンディンスキーの作品がおいてあり、コレクション展も含めると100点ぐらいの展示があり、たくさん作品を見ることができたのでとてもいい経験になりました。また機会があれば抽象画についてもっと作品を見てみたいと思います。
- 今回の課外活動では、クレーの絵に対する考え方について深く理解が出来ました。クレー自身の考え方と時代における考え方のギャップや、戦争に対する心情などが、絵に表現されており、非常に関心が持てました。また、クレーは抽象画に重きを置いており、一見何物でもない絵だとしても、詩的な題名により意味が追加されるというその時代には新しい道を切り開いた人物だとも読み取れ、クレーの人生が分かる美術展でした。
その後、昼食会も行いました。
≪名古屋市美術館≫ 参加学生からの報告
名古屋市美術館の「特別展 空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」では、戦争に関する絵が多くありました。
パウル・クレーもジャン=ミッシェル・フォロンも戦争に対する絵が多くあり、今の私たちに戦争の残忍さを教えてくれる作品が多く考えさせられることがとても多かったです。
※両美術館での写真は、撮影及びそのウェブ公開が許可されている範囲で使用しました。
※両美術館での写真は、撮影及びそのウェブ公開が許可されている範囲で使用しました。
ヤマザキマザック美術館と徳川美術館
2024年10月18日(金)、松本ゼミ2・3年生の希望メンバーで、ヤマザキマザック美術館と徳川美術館を訪れました。
≪ヤマザキマザック美術館≫ 参加学生からの報告
地下鉄東山線「新栄町」駅直結の美術館です。フランスを中心とした絵画やガラス工芸など、西洋美術・工芸における幅の広い芸術作品をみることができ、常にわくわくしながら、繊細な作品をゆっくりと眺めることができました。絵画を間近で見ることで、絵具がどのように重ねられているのかや、遠くから見たときに光があるように生き生きして見える理由がわかり、楽しく鑑賞できました。
参加者の感想
・有名なピカソやモネの作品があり、どのようにしてこの画が作られたのか、なぜこの様な画にしたのかなどを考察しながら鑑賞することが出来て、とても面白かったです。茶器やテーブルなどの展示もあり、今ではあまり見かけないような模様や形で細工されていたので、とても新鮮な気持ちで鑑賞することが出来ました。
・まず内装の豪華さに驚きました。松本ゼミの課外活動で様々な美術館を見てきたが、シャンデリアがある美術館はどこもなかったと記憶していたので、まずその点に驚きました。 また、美術作品を見ていく中で、参加者のみんなや先生との感想の交換が行われ、自分では気づくことのできない観点からの話を聞くのは、すごく面白かったです。色々な観点から物事を考えることにも役立つと感じたので、次も絶対参加しようと感じました。
・まず内装の豪華さに驚きました。松本ゼミの課外活動で様々な美術館を見てきたが、シャンデリアがある美術館はどこもなかったと記憶していたので、まずその点に驚きました。 また、美術作品を見ていく中で、参加者のみんなや先生との感想の交換が行われ、自分では気づくことのできない観点からの話を聞くのは、すごく面白かったです。色々な観点から物事を考えることにも役立つと感じたので、次も絶対参加しようと感じました。
ヤマザキマザック美術館を見たあとは、ランチで焼肉定食を食べました。先生と普段は話さないような会話をしたり、先輩方と交流をしたりすることができました。大学内ではほとんど毎日仲の良い友人としか交流しないので、こういった機会は大切だと感じました。
≪徳川美術館≫ 参加学生からの報告
徳川美術館では武具や刀、茶道具、書物など、国宝も含めて展示されており、徳川家の歴史と文化を感じられました。一つ一つの作品をじっくりと観察することで、似た系統の作品でもそれぞれに違った良さが感じられ、そのように複数の作品を見比べる時間が楽しかったです。なにより、歴史的な背景を自然と学べたので、飽きることがありませんでした。
参加者の感想
・徳川家の刀剣や宝はもちろんのこと、行く時期によって催事が異なり、今回は、源氏物語や宮廷文化についての展示がありとても面白かったです。すごいなと思ったことは、小物入れや香木などに使われる入れ物の細工です。金細工や細かい彫りがされており、一目見ただけで、職人の努力が伝わってくる気がして、とても綺麗でした。他にも、能や茶の文化の紹介もあり、飽きることなく最後まで鑑賞することが出来ました。
・人生の中で何度か見かけたことのある美術品を複数見ることができました。それらが国宝や重要文化財だという話を先生から聞いてさらに驚きました。また、大学で日本文学を履修済だったこともあり、源氏物語の展示では、このような資料もあるのかと驚いたと同時に、知識が深まることに楽しみを感じました。さらに、徳川美術館は建物の歴史も深く、周辺地域の散策や美術館の歴史についての資料を見ることができ、自分がいかに美術品に囲まれた生活をしていたかを思い知ることとなりました。今後日常での美術作品を探してみたいと感じました。
・人生の中で何度か見かけたことのある美術品を複数見ることができました。それらが国宝や重要文化財だという話を先生から聞いてさらに驚きました。また、大学で日本文学を履修済だったこともあり、源氏物語の展示では、このような資料もあるのかと驚いたと同時に、知識が深まることに楽しみを感じました。さらに、徳川美術館は建物の歴史も深く、周辺地域の散策や美術館の歴史についての資料を見ることができ、自分がいかに美術品に囲まれた生活をしていたかを思い知ることとなりました。今後日常での美術作品を探してみたいと感じました。
徳川美術館の後には、デザートを食べに行きました。
今回は長い時間での活動だったので、先輩方に対しての緊張もなくなっていき、リラックスした雰囲気で、先生や先輩方と、趣味の話や美術館の感想を語り合いました。同じ作品を見たはずなのに、人それぞれ感じたことや考えていたことが違って、自然に「なるほど」と感じることが多く、良い機会でした。
今回は長い時間での活動だったので、先輩方に対しての緊張もなくなっていき、リラックスした雰囲気で、先生や先輩方と、趣味の話や美術館の感想を語り合いました。同じ作品を見たはずなのに、人それぞれ感じたことや考えていたことが違って、自然に「なるほど」と感じることが多く、良い機会でした。
※両美術館内の写真は、撮影及びそのウェブ公開が許可されている範囲で使用しました。
エッシャー展≪豊田市美術館ほか≫
2024年7月31日、経済学部松本ゼミ2~4年生の希望メンバーで、豊田市美術館で開催されている「エッシャー展」を見学しました。
参加学生からの報告
エッシャーが描いた木版画は、少し不気味で不可思議、けれど、引き込まれ見入ってしまう。
そんな世界観を味わうことが出来る作品を観ることが出来ました。
常設展も含めてひととおり鑑賞したあと、参加メンバーそれぞれの最も好きな作品を共有したり、その作品の解釈をみんなで考えたりしながら、もう一度鑑賞しました。
そんな世界観を味わうことが出来る作品を観ることが出来ました。
常設展も含めてひととおり鑑賞したあと、参加メンバーそれぞれの最も好きな作品を共有したり、その作品の解釈をみんなで考えたりしながら、もう一度鑑賞しました。
参加者の感想
- エッシャー特有の図法やデザインから、数学的な美を感じました。特に版画の作品は、細い線でものを立体的に表しており、若い頃の作品でも既に完成されたように感じました。数多くの作品がありましたが、どれもエッシャーの創造性を感じられました。
- エッシャーによるリアルな版画や見ていて、気持ち悪くなるような絵など、様々な作品がとても印象に残っています。見た作品の中には、見たことのある作品もあり、エッシャーの作品は日常に取り入れられているのだなと感じました。
- エッシャーの作品を全く知らなかったので、とても勉強になりました。特に、細かい線で表現するすごさや、トリックアートのような人の目を騙す絵などが印象に残っています。
- 美術館自体がアート作品となっており、入る前から引き込まれました。中に入れば、人生で一度は目にしたことのあるような作品を見つけることができ、エッシャーの作品の与える影響の大きさを認識することができました。かなり見かける機会の多い作品ばかりだったので、出かける時などで探してみたいと感じました。
豊田市美術館を見終わった後には、食事会をしました。先輩に質問をしたり、受けた講義の話で盛り上がったりなど、充実したお昼でした。
その後は、美術館のすぐとなりにある豊田市博物館も見学しました。豊田市の自然や文化、歴史を見て触れて感じることが出来ました。
その後は、美術館のすぐとなりにある豊田市博物館も見学しました。豊田市の自然や文化、歴史を見て触れて感じることが出来ました。
松本ゼミについて
松本ゼミでは、「アート思考」を学んでいます(教員紹介動画もご覧ください)。
変化の激しい今日のビジネス界では、ロジカル(論理的)思考、デザイン思考、アート(芸術的)思考という3つの思考様式が必要だと考えられています。アート思考とは、芸術から触発される思考や芸術家特有の思考方法のことで、「0から1を生む思考様式」とも呼ばれます。
アート思考を身につけるためには、いろいろな芸術にたくさん触れることが重要です。
その一環として、課外活動を実施しています。
変化の激しい今日のビジネス界では、ロジカル(論理的)思考、デザイン思考、アート(芸術的)思考という3つの思考様式が必要だと考えられています。アート思考とは、芸術から触発される思考や芸術家特有の思考方法のことで、「0から1を生む思考様式」とも呼ばれます。
アート思考を身につけるためには、いろいろな芸術にたくさん触れることが重要です。
その一環として、課外活動を実施しています。