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学部の活動

【経済学部】「企業連携講座1」 2024年度春学期  マネックス証券の寄付講座を開講


企業連携講座1について

経済学部では「企業連携講座1」(担当:中嶋航一教授)で、マネックス証券株式会社による寄付講座を2023年度から開講しています。
同科目は、現実の経済社会で役に立つ実践的な金融リテラシーを身につけることを目的としています。

≪講義内容≫
  • 経済学部とマネックス証券が共同で作成した動画教材を使用し、金融リテラシーの重要性や基礎的な言葉と意味を理解できるようにします。
  • 経済学の知識と金融リテラシーを関連付け、ライフプランの実験から長期的な考え方を身につけ、資産運用の必要性を理解できるようになることを目指しています。
  • 全15回の授業の内5回は、マネックス証券の専門のアナリストによる講義がおこなわれ、新NISAや資産運用の実践的なお話を聞くことでリスクとリスク管理の重要性を学びます。

第1回授業

4月11日(木)、マネックス証券様による第1回目の授業では、塚本憲弘様(マネックス証券インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティシニアフェロー)をお招きし、テーマ:「今知っておきたい『インフレと資産運用』について」授業を行っていただきました。

塚本憲弘氏
プロフィール:マネックス証券インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティシニアフェロー
一橋大学 経済学部卒。専門分野は投資戦略全般。国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。

≪講義を聴講した学生の感想(抜粋)≫
  • これから資産運用(株)をはじめたいと考えていたのでこの授業はとても役に立ちました。どのように始めたらよいか、何をするべきかなど全くイメージがわかないのでこれから勉強していきたいです。
  • 今回の授業を聞いてみて、もともと資産運用に興味がありましたが、何をしたらよいか分からなかったり、詳しく知る機会がなかったので、今回の話を聞いて、少しどんな感じかイメージがわかったので、自分でももっと詳しく調べて見たいと思いました。
  • 塚本さんの話を聞く前は、難しい話と思っていましたが、分かりやすく話してくださり、1年生のミクロマクロの授業で習った言葉などがいろいろと出てきて、1年生の必須科目をしっかりと受講してよかったと思いました。

第2回授業

4月18日(木)、マネックス証券様による第2回目の授業では、マネックス証券株式会社マネックス・ユニバーシティの福島理様と和田真弥様を講師にお招きしました。

最初に福島様からどのような経緯で金融市場に進むようになったのか、興味深い経験を学生と共有しました。また、福島様の近著『1時間でマスター!マンガと図解でわかる新NISAの教科書』(扶桑社)を学生全員にプレゼントしていただきました。

一人ひとりの学生に福島様自ら著書を渡しながら言葉を交わすシーンもあり、学生たちにとって有意義な時間となりました。

『1時間でマスター!マンガと図解でわかる新NISAの教科書』(扶桑社)福島理著

第3回授業

5月16日(木)、マネックス証券様による第3回目の授業では、益嶋裕様(マネックス証券マーケティング部長)をお招きし、テーマ:「株式投資や資産形成について」で講義を行っていただきました。

益嶋裕氏
プロフィール:マネックス証券 マーケティング部長。
2008年にマネックス証券に入社。2013年からアナリスト業務に従事。
アナリストとして「日本株銘柄フォーカス」レポートや日々の国内市況の執筆、各種ウェブコンテンツ作成に携わりながら、オンラインセミナーにも出演。

≪講義を聴講した学生の感想(抜粋)≫
  • インフレ・デフレの話から始まり、投資の話をすごくわかりやすく聞けた。投資したほうがよい企業や投資方法を聞くことができ、有意義な時間になった。
  • 企業利益と株価が長期的に見るとリンクしているというのがおもしろかった。説明が分かりやすく投資や新NISAなどを始めてみようと思った。
  • とてもわかりやすく教えてくださいました。未来のことはわからないが自分が成長すると思う株を少しずつでもいいので始めることが大事だと思いました。株は長期的に見てインフレであれば上がると思うので、やってみることが大切だと感じました。
  • 企業の業績や企業が行っていることが他の企業に真似できないことか調べることは就職にも活用できるということを知れてよかった。
  • 物価上昇率やデフレスパイラル、インフレの事についてわかりやすく聞けた。
  • 長い目線で見ると企業の利益と株価の増減率が同じことに驚きました。今回の話が就活の際の企業選びにも使えることに、なるほどなと感じました。
  • このような貴重な機会はあまりないと思うのでとてもいい時間だった。

第4回授業

6月6日(木) 、マネックス証券様による第4回目の授業では、吉田恒様(マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長)をお招きし、テーマ:「どうしたら為替相場を予想できるか?-外貨運用に必要な「為替脳」を身につけよう-」で講義を行っていただきました。

吉田恒氏
プロフィール:大手の投資情報ベンダーの編集長、社長などを歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行う。2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。

≪学生の質問に対する回答(抜粋)≫

(Q1) 5 年 MA 乖離率による中長期の行き過ぎをみれば、この先 1,2 年で円高に向かうことが予想されると思われますが、そのような状況でも外貨投資を続けるメリットはありますか。

(回答)短期売買と長期保有に分けて考える必要があるでしょう。長期保有の観点からは今の米ドルは極端な割高ですから不向きですね。もっと割安になってから検討すべきでしょう。ただ短期売買なら、大幅な金利差米ドル優位を活かしての米ドル買いはありですね。ただ割高の修正が本格化した場合大きく下落するリスクがあるので、1)投資額を抑制する、2)利益確定を小まめに行う、3)損切り(ストップロス)を入れるなどが必要になります。

(Q2) FX はギャンブル気質なところがあると思いますが安全ですか?

(回答)為替は米ドル/円などの場合、株価指数などと比べても変動率が小さいです。あまり動かないので大きなリターンを狙いにくい。つまり本来は「ローリスク、ローリターン」の取引です。それをハイリターン狙いで、レバレッジという方法を使い、元金の何倍で取引することが可能ですが、そうすると「ハイリスク・ハイリターン」取引になる。これがギャンブル的なイメージになっていると思います。
そしてFXを取引する上でも、今回お話ししたように本来は金融経済などの知識が必要ですが、そういったことも学ばず取引するとギャンブルと変わらないでしょう。

第5回授業

6月13日(木)、マネックス証券様による第5回目の授業では、岡元兵八郎様(マネックス証券 チーフ・外国株コンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー)をお招きし、テーマ:「若い今だから始めるべき!?お金にお金をかせいでもらう外国株投資の考え方」で講義を行っていただきました。受講生以外に聴講生や教員も参加しました。

岡元兵八郎氏
プロフィール:マネックス証券 チーフ・外国株コンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー。
上智大学を卒業後、ソロモン・ブラザーズ証券(現シティグループ証券)入社。東京、ニューヨーク本社勤務を含め26年間同社にて一貫して外国株式のマーケティング、外国株式関連商品業務に携わり、外国株式部の上級管理職として機関投資家相手の外国株式ビジネスの拡大に努める。新しい海外株式市場への投資への啓蒙活動を精力的に行い、日本の機関投資家が世界54カ国の株式市場へ投資を行うサポートを行ってきた。その後4年半はSMBC日興証券株式会社で、エクイティ部、投資情報部にて米国株式市場・企業情報の情報収集、分析、顧客向け資料作成業務の責任者として、個人投資家向けに米国株式投資の啓蒙活動を行うなど、米国株式仲介事業の拡大に貢献。北米滞在10年、世界80カ国を訪問、33カ国を超える北南米、アジア、欧州、アフリカの証券取引所、証券会社、上場企業のマネージメントへの訪問を行うなど、グローバルな金融サービス部門において確かな実績を築く。2019年10月より現職。

≪学生の感想(抜粋)≫
  • 岡元様の経験から貴重なお話を聞けたので、先入観に囚われない事の大切さなどが再確認出来ました。日本の企業がアメリカのように成長するにはどのようにしたら良いのでしょうか。日本人のマインドから変えて行かなければならない様な気もします。
  • 今回の講義を聞き、はじめ題名を見て、お金がお金を稼ぐってどういうことなんだろうと思いました。しかし、岡元様の話を聞いて、自分がアルバイトで稼いだお金の少しでいいから、投資に使うことにより、将来の自分たちにつながるんだなということが分かりました。また、今回の話の中で、日本とアメリカの比較をよくしており、アメリカの上昇はとてもすごいんだなということが分かりました。もし、私が株をやることがあったら、日本の株ではなく、アメリカの株を買ってみたいなと思いました。また、メディアの情報は視点が一点に集中され報道されているんだということも知れてよかったなと思います。
  • 投資は大きな金額を動かすものであるというイメージがあったが今回の岡元様の講義を受講して、岡元様も1日に千円投資をしていたということを知り、初めて投資が身近に感じられました。私はアルバイトを行っているため、今のうちから長期投資を意識して投資をしてみたいと感じました。また、「下がっているときにこそ買う」という投資の重要なポイントを学ぶことができてとても良かったです。

第6回授業

6月20日(木)、ファイナンシャルプランナーの肥後知歩様をお招きし、テーマ:「知っておきたいお金のこと〜ライフプランと投資と新NISA〜」で講義を行っていただきました。

肥後知歩氏
プロフィール: 大学卒業後、一般企業に勤務。体調不良を理由に退職して収入が途絶えたことで、マネーリテラシーの重要性を痛感。その後FPに転身。約15年に渡り、中立的な金融教育機関にて講師を担当。
現在はセミナー講師(年間講演回数200回以上)、コラム執筆などで活動中。専門分野は資産運用、保険、経済入門など。乗合代理店での保険の見直し相談を約200世帯以上を経験したことをもとに家計管理も得意分野。

≪学生の感想(抜粋)≫
  • NISAについて詳しく知ることができました。自分がわからなかったことや投資を始める際のポイントも聞けて、今から始めたいと思いました。信託報酬など手数料によっても金額に差が出るのは知らなかったので、なるべく低いものを選ぶのが良いと感じました。
  • お金を貯めるだけでは日銀が2.3%ずつのインフレを目指している現状から、お金は減っていってしまうということを今回知れてよかったです。また、老後を豊かに過ごすため、お金を貯める以外にも、増やす、守るなどが大事で、それを安全に効率よく自分に合ったやり方で行うのが大事なのだと思いました。他にも、投資信託や長期積立、分散を間違った方法でやらないよう事前に知っておくことも大事なのだと思いました。
  • 私は最近バイトを始めて、お金を貯めていますが、お金を貯めていくだけでは物価上昇により減ってしまうことを知りました。また、増やすための投資として、複利で増やす投資をしていきたいと思いました。
  • ライフプランニング表など、わかりやすく説明いただいた。キャピタルゲインやインカムゲイン、単利、複利の差、126の法則など長期投資のメリットを学べ、とても良い機会になりました。
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