【経営学部】卒業生が営業のリアルを語る講演会を開催

「モノを売るのが仕事ではない」
2026年7月14日(火)3限、曙館201教室で1・2年生を対象とした経営学部のイベントを開催しました。講師にお迎えしたのは、住宅リフォームの株式会社安江工務店で人事を担当する下野聡真様(事業サポート部総務企画課人事担当主任)。本学商学部の卒業生でもあります。教室には約160名の学生が集まりました。
講演の前半は、住宅業界の現在地の話でした。新築住宅の着工数はピーク時の半分ほどまで減り、代わって伸びているのがリフォーム市場。背景にあるのは人口減少、7軒に1軒といわれる空き家、建物の高経年化、そして省エネへの関心の高まりです。グラフで示される業界の実像に、学生からは「新築がこんなに減っているとは知らなかった」「7軒に1軒が空き家という現状に驚いた」という意見がありました。
会社の戦略の話も具体的でした。安江工務店様は全国に店舗を広げるのではなく、愛知県内に集中して出店する「地域ドミナント戦略」をとっています。移動時間が短くなり、地域で口コミが広がり、広告費も無駄なく使える。学生からは「広く浅くではなく、狭く深く展開する。全国展開では得られない顧客をつかめるという言葉に説得力があった」という意見がありました。今年12月にはサーラグループ内の再編で「サーラリフォーム」として新たなスタートを切ることにも触れ、変化の速い市場でどう成長スピードを上げるか、経営判断の生きた事例に触れる時間にもなりました。
学生の感想でとりわけ多かったのは、営業という仕事への見方が変わったというものです。「モノを売るのが仕事ではない。お客様自身も気づいていない住まいの課題を聞き出し、解決のプランを提示する仕事」という下野様の説明に、「ノルマが厳しくて大変そうというイメージを持っていたが、お客さんの困りごとを解決することが本来の役割だとわかった」という感想が寄せられています。
同じ日のマーケティング論Ⅰでは、受講生が講演の内容をマーケティングの視点から分析しました。住宅は購入頻度が低いからこそ一人の顧客との信頼関係が口コミや紹介につながること、住宅購入を考えていない若い世代との接点づくり、社名変更に伴うブランドの引き継ぎの難しさなど、講演を素材に踏み込んだ考察が数多く行われ、教室での学びと講演がうまくかみ合った回になりました。
「仕事は心を豊かにするもの」「真剣に楽しむ姿が一番かっこいい」。下野様が語ったこの言葉は、多くの学生の心に残ったようです。数年前まで同じキャンパスにいた先輩の話は、働くことをまだ遠くに感じている1・2年生にとって、自分の数年後を具体的に想像するきっかけになったはずです。
講演の前半は、住宅業界の現在地の話でした。新築住宅の着工数はピーク時の半分ほどまで減り、代わって伸びているのがリフォーム市場。背景にあるのは人口減少、7軒に1軒といわれる空き家、建物の高経年化、そして省エネへの関心の高まりです。グラフで示される業界の実像に、学生からは「新築がこんなに減っているとは知らなかった」「7軒に1軒が空き家という現状に驚いた」という意見がありました。
会社の戦略の話も具体的でした。安江工務店様は全国に店舗を広げるのではなく、愛知県内に集中して出店する「地域ドミナント戦略」をとっています。移動時間が短くなり、地域で口コミが広がり、広告費も無駄なく使える。学生からは「広く浅くではなく、狭く深く展開する。全国展開では得られない顧客をつかめるという言葉に説得力があった」という意見がありました。今年12月にはサーラグループ内の再編で「サーラリフォーム」として新たなスタートを切ることにも触れ、変化の速い市場でどう成長スピードを上げるか、経営判断の生きた事例に触れる時間にもなりました。
学生の感想でとりわけ多かったのは、営業という仕事への見方が変わったというものです。「モノを売るのが仕事ではない。お客様自身も気づいていない住まいの課題を聞き出し、解決のプランを提示する仕事」という下野様の説明に、「ノルマが厳しくて大変そうというイメージを持っていたが、お客さんの困りごとを解決することが本来の役割だとわかった」という感想が寄せられています。
同じ日のマーケティング論Ⅰでは、受講生が講演の内容をマーケティングの視点から分析しました。住宅は購入頻度が低いからこそ一人の顧客との信頼関係が口コミや紹介につながること、住宅購入を考えていない若い世代との接点づくり、社名変更に伴うブランドの引き継ぎの難しさなど、講演を素材に踏み込んだ考察が数多く行われ、教室での学びと講演がうまくかみ合った回になりました。
「仕事は心を豊かにするもの」「真剣に楽しむ姿が一番かっこいい」。下野様が語ったこの言葉は、多くの学生の心に残ったようです。数年前まで同じキャンパスにいた先輩の話は、働くことをまだ遠くに感じている1・2年生にとって、自分の数年後を具体的に想像するきっかけになったはずです。


