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学部の活動

【経営学部】1年生がフォローアップ研修で企業を訪問



経営学部1年生がフォローアップ研修で企業を訪問しました。

中村製作所

2025年9月16日(火)に、経営学部データ経営学科1年生はフォローアップ研修として、三重県四日市市の株式会社中村製作所を訪問しました。

中村製作所は、「空気以外はなんでも削る」という理念を掲げ、工作機械の精密部品から生活に身近な製品まで幅広く製造している企業です。代表的な商品には、蓄熱調理が可能な土鍋「ベストポット」や、電子レンジとオーブントースターで本格的な料理が楽しめる「レンジスター」などがあり、その技術力と創造性は多くのメディアでも取り上げられています。

見学では、実際に工作機械が部品を削り出す迫力ある様子を間近で体感し、学生たちは普段の授業では得られない“ものづくりの現場の熱”を強く感じました。さらに、部品や機械の価格を当てるクイズもあり、楽しみながらも製品の価値や技術力の裏側について考えるきっかけとなりました。

社員の方からは「営業のやりがい」についても伺いました。交渉の面白さや、自社製品の価値をお客様に正しく伝えることの重要性など、現場ならではの視点を知ることができました。さらに、同社の技術力の高さの理由として、若い社員が積極的に改善に取り組み効率的な作業を実現している点や、「中村製作所にしかできない技術」があることも教えていただきました。また、1ミクロン単位の精度を守るための徹底した温度管理や検査体制についても説明があり、細部まで妥協しない姿勢の大切さを実感する機会となりました。

学生たちからは「普段では見学できない現場の様子を知れた」、「研磨作業の見学は楽しかった」、「目で見て現場の声を聞くことの重要性を知れた」、「他社との差をつけられる強みを持つことが大切だと感じた」といった感想が寄せられました。
今回の研修は、社会で働くことの意味や、ものづくりにおける技術力の大切さを知るきっかけとなる貴重な体験でした。

中村製作所の皆様、温かく迎えてくださり本当にありがとうございました。

OKB SCLAMB

9月16日(水)に新入生フォローアップ研修で、国立岐阜大学内にあるTokai Open Innovation Complex GIFU(OKB岐阜大学プラザ)のOKB SCLAMBに、経営学部データ経営学科1年生の約20名が訪問しました。

この研修では、日本の地域社会が直面している人口減少や少子高齢化、消滅可能性自治体といった深刻な課題が取り上げられました。こうした状況に対し、OKBは単なる金融機関にとどまらず、地域を活性化させるための2つの重要な取り組み、すなわち「地域のオープンイノベーション」と「関係人口の創出」に力を入れていることが説明されました。特に「関係人口」という概念は、移住者や観光客とは異なり、地域と多様に関わる人々を指し、地域のファンを増やすことで経済を活性化させるという考え方です。

OKBの具体的な活動としては、「地域協創部」という部署が設立され、自治体と協力して特産品の開発やブランド化、イベント運営などを行っている事例が紹介されました。また、講演の後半では、参加学生が自治体の課題を分析する「SWOT分析」のワークショップを体験し、地域が持つ強みや課題について深く考える機会が提供されました。

研修に参加した学生たちは、まず参加人数の少なさに驚きや心配を感じたようです。しかし、その後のグループディスカッションやバスでのレクリエーションを通じて、多くの参加者と仲良くなれたため、研修全体は楽しかったという意見が多数を占めました。

研修内容については、OKB銀行の企業概要やSWOT分析の重要性について学ぶことができ、今後の生活に活かしたいという前向きな声が聞かれました。普段は企業の話を聞く機会があっても、実際にその場所を訪れて話を聞く経験は貴重であり、参加して良かったという感想も述べられていました。また、SWOT分析をグループで取り組むことができて楽しかったという意見や、知らない場所について調べることの難しさを感じ、今後の学びへの意欲を示した学生もいました。

その他、岐阜大学への訪問が新鮮だったという感想や、クイズで景品をもらえたこと、賞品のタオルをもらえて嬉しかったことなど、研修の様々な側面を楽しんだ様子が伺えました。また、久々のグループワークを懐かしく感じたり、インターンでの積極的な話し合い参加への意欲を示すなど、今後の活動に繋がる良い経験となったようです。

この研修は、地域に根差した銀行として、金融業務だけでなく社会課題の解決に積極的に貢献しようとするOKBの姿勢を示すものでした。学生たちは、地域を盛り上げるための多様なアプローチや企業の役割について理解を深め、今後の活動への意欲を高めたようです。

OKB SCLAMBでの取り組みについて説明を聞く参加学生

具体的な地域のSWOT分析に取り組む

具体的な地域のSWOT分析に取り組む

SWOT分析の結果を発表

SWOT分析の結果を発表

河村電器生産株式会社

2025年9月18日(木)にフォローアップ研修として、学生7名+教員4名の計11名で、河村電器産業株式会社と本学瀬戸キャンパスを訪問しました。

まず、河村電器産業株式会社では、人事部 福田隆博 様から事業ならびに工場を案内いただきました。普段、機械に馴染みの無い学生でも、興味深く話を聞いていました。案内の後半では質疑応答の時間を頂戴し、学生からは就活に係る質問が挙がりました。
最後に、「学生が就活に向けて今からでも何ができるのか」について、福田様から貴重なお話を頂きました。
入学したばかりの学生ではありましたが、漠然とでも今後の生活・キャリアへ関心を持った様子でした。

次に、本学瀬戸キャンパスを訪問しました。
自然豊かな環境にあり、名古屋市熱田区にある名古屋キャンパスに通う学生にとっては建物よりも環境に驚いた様子でした。特に、心地よい風・紅葉が楽しみな通りなどがあり、学生らはリラックスした様子でした。また、スポーツ用施設の規模に驚きながらも、窯に興味を持つ学生が目立ちました。


最後に、学生による研修の感想をいくつか紹介します。
・今回の研修では普段の講義とは一味違った貴重な経験ができ、行ってよかったです。秋からの大学生活も頑張ります。
・文系や理系という枠に捉われず、今後は視野を広く行動していきたいです。
・初めて話す人もいましたが、バス内レクリエーションなどを通じて楽しく交流できました。また、アドバイザー教員とのバスツアーも慣れないながらも、楽しめました。

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