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2012年度 開催報告



2013年3月23日 防災・減災と私たちの生き方

講師
  • 名古屋大学減災連携研究センター長 教授/福和 伸夫 氏
  • NPO法人レスキューストックヤード常務理事/浦野 愛 氏 他

公開講演会『防災・減災と私たちの生き方』を開催しました。

2013年3月23日(土曜日)、白鳥学舎翼館にて公開講演会「防災・減災と私たちの生き方」が開催されました(来場者数175名)。
第1部では、NPO法人レスキューストックヤード常務理事の浦野 愛 氏による講演「東日本大震災ボランティアの現状-RSYの活動を中心として-」と、本学の「災害復興支援チームあすなろ」に所属する学生2名による宮城県七ヶ浜でのボランティア活動事例報告が行われました。

第2部では、名古屋大学減災連携研究センター長・教授の福和 伸夫 氏による基調講演「防災・減災と私たちの生き方」が行われました。講演の中で福和氏は、過去に日本で発生した大震災とその被害状況について、データを示しながら詳細に解説されました。また、大都市でありながら高層ビル群が少ないなど昔ながらの日本らしさ残している名古屋は、日本の防災・減災の拠点となれる可能性が高いことを示唆されました。そして最後に「私たちが防災意識を高め、家具止めや食料の備蓄といった簡単なことをするだけで、災害時の被害を激減できるので、ぜひ意識を高めていただきたい」と述べられました。

福和 伸夫 氏(名古屋大学減災連携研究センター長・教授)

浦野 愛 氏(NPO法人レスキューストックヤード常務理事)

講演会詳細

名古屋学院大学公開講演会『防災・減災と私たちの生き方』
日時 2013年3月23日(土曜日)14時00分~16時30分
内容 【1部/事例報告】東日本大震災ボランティアはどのように活躍したのか
【2部/基調講演】防災・減災と私たちの生き方
講師 【1部/事例報告】東日本大震災ボランティアの現状―RSYの活動を中心として―/浦野 愛 氏(NPO法人レスキューストックヤード 常務理事)
【2部/基調講演】福和 伸夫 氏(名古屋大学減災連携研究センター長・教授)
トークセッション 【1部/事例報告】大学・学生はどのように活動したのか―名古屋学院大学の事例を中心として―
  • モデレーター:大宮 有博(名古屋学院大学商学部准教授)
  • パネリスト:浦野 愛 氏、道山 貴和子さん(名古屋学院大学災害復興支援チームあすなろ経済学部4年)、金子 敏弥さん(名古屋学院大学災害復興支援チームあすなろ経済学部1年)
主催 名古屋学院大学
協力 NPO法人レスキューストックヤード
後援 中日新聞社

1部:トークセッション

本学「災害復興支援チームあすなろ」によるパネル展示

2013年3月8日 グローバル・リスクの諸相と日本経済

講師
  • 同志社大学大学院教授 エコノミスト/浜 矩子 氏

2012年12月8日 音楽で奏でるクリスマス

講師 冨田 智容子 氏(ピアノ)
ノーチェ・カルテット(弦楽器)

にぎわいました!ファミリー・コンサート『音楽で奏でるクリスマス』

ピアノを弾く女性

12月8日(土曜日)13時30分、本学翼館クラインホールで、名古屋学院大学ファミリーコンサート『音楽で奏でるクリスマス』(主催:地域連携センター、共催:熱田区まちづくり協議会)が開催されました。
このコンサートの特徴は、入場者の年令制限を設けず、演奏中でも気分や体調によって入退場可能、音楽に合わせて歌っても踊ってもかまわない、というあくまでも子どもたちを中心とした内容で企画されたことでした。
入場者数は440人あまり、そのうち子どもさんは165人で、会場内はかわいい子どもさんたちと親御さんたちでいっぱいになり、ファミリーコンサートらしく暖かい雰囲気のなか進められました。
本学吹奏楽部と、日頃から合同練習を行っている名古屋市立伊勢山中学校吹奏楽部演奏の『サンタが街にやってくる in Swing 』によって華々しく軽快にオープニングが飾られ、一気にクリスマス気分になったところで、キリスト教センター主事 福井 智 氏によるクリスマスのお話『クリスマスって何だろう?』 が始まると、大人も子どもも興味深げにお話に耳を傾け、クリスマスのほんとうの意味に驚いたり関心したりする姿が印象的でした。
第一部クリスマスピアノコンサートでは、冨田 智容子 氏(名古屋を中心に演奏活動をされているピアニスト。現東京福祉大学非常勤講師)により、賛美歌、J.S.バッハ作曲トッカータニ短調などが演奏され、美しく荘厳な音色に大人たちは無論のこと、子どもたちも心奪われるように聴き入り、生演奏でしか味わえない感動に包まれました。一転して、ディズニーランド・エレクトリック・ファンファーレの演奏が始まると、ディズニーの楽しい夢の世界にいざなわれて、大人も子どもも理屈ぬきに楽しんでいました。
冨田氏によるプログラムは、賛美歌や教会音楽、ディズニーの名曲やおなじみのジングルベルなど織り交ぜた魅力的な内容で、大人から子どもまで、聴衆を魅了しました。
また第二部のノーチェ・カルテット(愛知県立芸術大学卒業生による演奏団体)による「弦楽器で奏でるクリスマス」では、ピアノの音色とはまた異なる、弦楽器の重なり合い響きあう音で紡ぎだされる、馴染み深く美しい曲に、みな聴き入りました。
お子さまへのお楽しみとして企画された『サンタさんからプレゼントをもらっちゃおう!』では、お待ちかねのサンタさんが登場すると、子どもたちのテンションは一気に上がり、目の前を進んでいくサンタさんの姿に目を輝かして大喜び。本学学生運営のカフェ&ベーカリー“マイルポストクラブ”が販売する『はちみつクッキー』が入った、小さなプレゼントがひとり一人にサンタさんから手渡されると、子どもたちがじっと目を凝らして、サンタさんの顔を見つめていたのが印象的でした。

名古屋学院大学吹奏楽部、
名古屋市立伊勢山中学校吹奏楽部による演奏

美しいハーモニーを奏でるノーチェ・カルテット

美しいパネルを使いながらの
クリスマスのお話

サンタさんと“ハイタッチ”して大喜びの子どもたち

演奏後、花束を受けとる冨田 智容子 氏

2012年9月29日
名古屋のひととまち~NHKほっとイブニングの4年間から~

講師
  • NHKアナウンス室 アナウンサー/村竹 勝司 氏

公開講演会『名古屋のひととまち~NHKほっとイブニングの4年間から~』開催しました。

村竹 勝司 氏(NHKアナウンサー)

9月29日(土曜日)15時から16時45分まで、白鳥学舎翼館クラインホールにて、地域連携センター主催公開講演会「名古屋のひととまち~NHKほっとイブニングの4年間から」(講師:NHKアナウンサー 村竹 勝司 氏)が開催されました。 来場者数は212名でした。
講演会開始前には、学生さんや地域住民による「あつた餃子」「はちみつクッキー(注)」「あつた白鳥はちみつ(注)」の試食会や「カフェ&ベーカリーマイルポスト」の出張出店も行われ、多くの人で賑わいました。
(注)翼館屋上で養蜂しているみつばちから採取したはちみつ

講演会は、村竹氏が壇上から降りて来場者にインタビューしたり、VTR映像を視聴したりする演出も組み込まれ、講演後には活発な質疑応答が行われるなど、終始なごやかなムードで進みました。

<講演会要旨>
皆さんは名古屋のひととまちについて、どのような印象を持っていますか?(何人かにインタビューした後)私は発信力がないと思う。名古屋は「芸どころ」であり、世界的な企業も多数ある。なぜ発信力がないか?名古屋は豊かな地域で、土地や水や仕事や学校などが揃っていて自己完結できるためでないか。
愛知・名古屋はものすごいまちであり、数々の日本一がある。例えば、日間賀島のフグの水揚げ量、知多における飛騨牛や松坂牛の子牛飼育、常滑の招き猫の生産量、西尾の抹茶生産量など。こうした誇れるものをいかに発信していくかが重要である。
ことばのアクセントも名古屋は独特であり、東京・大阪の人が名古屋に来ると分からない。(「1月」から「12月」、「苺(いちご)」「服(ふく)」「靴(くつ)」の標準語と名古屋のアクセ ントの違いを説明)
私は「ほっとイブニング」で「この人に聞きたい」というコーナーを3年間担当し、企画から取材までを自らが行った。最初は名古屋にそんな有名な人がいるだろうかと心配したが、1か月経った時、「いない」と決めつけていないだろうかと気づき、117人にインタビューを続けることができた。

(VTRの視聴)
余命半年と宣告されたがん患者が、友人とホノルルマラソンに挑戦し完走した事例。決してあきらめず、自分で限界をつくらないこと。現在は賛同者100人とともに、毎年ホノルルマラソンに参加している。
医師が同僚とバンドを結成し、月に数回、病院や福祉施設でオリジナルの曲を演奏している事例。患者やその家族のメッセージを基に、感謝の気持ちを伝えている。感謝が力を生み出し、感謝を伝えるツールが歌である。
宮城県石巻市出身で実家が被災した会社員の事例。大須で復興支援Tシャツを販売。販売利益をすべて石巻市役所に寄附していて、今年に入って寄付金が1000万円を超えた。Tシャツを着ることで震災を忘れないでほしいという思いが込められている。

名古屋には一般の人で、これだけ発信できる人がいる。取材を通して117人に出会った。皆さんにお伝えしたいのは、「思えば動く」「動けば伝わる」「動けばつながる」ということ。まずは「思う」ことから始める。強く意志を持つ。その輪が広がれば、地域は変わると思う。

マイルポスト出張出店、試食会

来場者インタビュー

講演の様子

質疑応答

2012年5月19日 「大島 康徳 氏が語るベースボールの魅力」

講師
  • 大島 康徳 氏

2012年4月12日
「アウシュヴィッツ」で起きたこと~なぜ今も語りつぐ必要があるのか~

講師
  • 中谷 剛 氏

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