2017年07月24日(月)

【国際文化学部】「開発社会学」授業で公開講義を開催しました

イカオ・アコ理事 倉田麻里氏 /NGOでインターン 川瀬吏恵氏

 国際文化学部では、7月18日「開発社会学(佐竹眞明)」の授業に、環境NGO「イカオ・アコ」の理事を務める倉田麻里氏と、同団体でインターンを務めた川瀬吏恵氏をお招きし、活動の経緯や概要、経験談などお話を伺いました。

 

*「イカオ・アコ」とはフィリピン語で「あなたと私」の意味です。

   イカオ・アコは、1997年からフィリピンのネグロス島で、主にマングローブを植樹し環境を守る活動をしています。
*2016年には、本学国際文化学部と外国語学部の学生もスタディツアーで現場を訪れています。

 

<倉田氏のお話の概要>
 活動当初はスタディツアーを行い、植樹をしていた。2002年ハマザクラという樹種のマングローブを植える企画をスタートした。日本企業のCSRの一環で協力している会社があり、これまで130万本を植えた。現在は国際協力機構(JICA)の支援を受け、いっそう植樹が盛んになっている。Cafe Midoriというオーガニック製品の販売店や英語とボランティアを学べる国際協力センターを運営し、その活動は現地で根づいている。

 

<川瀬氏のお話の概要>
 大学のサークル活動でカンボジアを訪れ、さらにイカオ・アコのフィリピン、ボホールでのツアーに参加して、イカオ・アコのインターンに応募した。インターンとして、日本人学生のサポートをし、文化交流の内容の提案などをした。インターンをして感じたことは、知る・感じる・やってみるという姿勢が大事ということ。相手を知ろうとする姿勢も大事。ボランティアの限界と可能性も感じた。そして、国際協力とはつながりを広げることだとも感じた。

 
 お話の後にはたくさんの質問が出ました。


Q:なぜマングローブを植えたか?
A:沿岸にすむ人びとの生活をまもるため(倉田氏)

 

Q:とまどったことは?
A:スカートの下にジーパンをはいて、ださいといわれた。(川瀬氏)
  英語が通じず、イロンゴ語という地方語を学んだ。(倉田氏)

 

Q:今後の活動は、どうするか?
A:9年間、ネグロスに在住して帰ってきた。国内でイカオ・アコのために出来ることを模索中。

  地元(三重県津市)の町おこしにも興味を持っている。(倉田氏)
  旅行会社に勤務し、スタディツアーを企画したい。(川瀬氏)

 

Q:ぼったくりにあわなかったか?
A:現地スタッフについてもらったので、そういうことはなかった。(川瀬氏)
  ネグロスではなかったが、マニラでは遭ったことがある。(倉田氏)

 

Q:長く現地にいた倉田さんがいなくなり、大丈夫か?
A:日本人の学生インターンが1名いる。

  現地スタッフが育ってきており、5人の有給スタッフが活動を支えている。(倉田氏)

 
 

イカオ・アコは愛知県の団体です。民間の立場から国際協力に携わるお二人から身近にあるNGOの話を伺うことができ、とても貴重な時間となりました。 
 

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