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学長メッセージ

名古屋学院大学は、キリスト教主義にもとづく大学教育を掲げて45年を経過し、今年は4年前に開設した名古屋キャンパスに学生アメニティ棟が完成し、瀬戸キャンパスにはこれまでの人間健康学部を改組してリハビリテーション学部とスポーツ健康学部の2学部が設置されました。また、既存の学部も2010年度より新カリキュラムを展開し時代に応えうる人材育成に向けた教育に大きな前進を示そうとしています。

社会は時代と共に変化します。昨年は、ベルリンの壁が崩壊して20年目、中華人民共和国建国60年、アメリカで白人以外の大統領が初めて誕生した年となり、今の社会は世界歴史的に未経験な大変化の時代とも言われています。開府400年を迎えた名古屋も開府当時を想像することは出来ません。今年10月には、本学に隣接する名古屋国際会議場で「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)が開催され、本学施設も展示会場として利用されますが、絶滅危惧の動植物が激増する世界環境をどうするかが議論の的です。時代と共に社会も地球環境も大きく変化してきましたが、将来のために人類が解決すべき課題は増える一方です。しかし、社会や環境の今後を良くするのも悪くするのも人間であることに変わりありません。その意味で、人間の内面に視座をおいた「敬神愛人」という「建学の精神」にもとづく大学教育は今の時代に大きな輝きを増すものと思われます。

知識・学問の重要性は当然として、それを社会で応用していく人間の内面性の陶冶、および、時代の変化を超えて生き抜く力、社会や人々や環境に対する思いやりの心を育てることが本学の教育目標であり、この原点の上にさらなる教育の革新を図りたく思います。

小嶋 博(こじま ひろし)

1941年4月生まれ。経営学専攻。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。1975年本学就任(経済学部。学部改組により1992年より商学部)。学生部長、商学部長などを歴任し、2005年に学長に就任。また、1994年から常任理事。日本経営財務研究学会副会長を歴任。

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