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学長メッセージ

東北関東大震災による地震と津波は,日本にとって戦後最大の災害となりました。衷心より犠牲者の方々にはお悔やみを,被災者の方々にはお見舞いを申し上げます。震災からの復興は緒に就いたばかりですが,政府・自治体はもとより全国から様々な支援が寄せられています。私たち名古屋学院大学も,日本がこの難局から抜け出し元気を取り戻すために,種々の支援に尽力する所存です。

本学は「敬神愛人」を建学の精神とするキリスト教主義の大学です。「神を敬い他者を愛する」精神は,学ぶ者も教える者も謙虚であれ,他者に優しくあれ,それが自らの人格陶冶と人類の平和や福祉をもたらす,というものです。物や情報が溢れる現代社会は,確かに便利な世界です。しかし一方で,人間もモノ扱いされ心に陰を持つ者も少なくありません。他者への思いやりが自らを幸せに導くという人生観は,古今東西,多くの賢者たちが述べてきました。今はそれを再確認すべき時であり,「敬神愛人」が金言と響く時代のように思います。

本学は,名古屋と瀬戸に2つのキャンパスを持ち,5つの学部に約5,400名が学んでいます。「人に優しい丁寧な教育」を合言葉に,教職員が一丸となって学生たちの成長の機会を提供しサポートしています。昨年は,教育学習支援センター(現:教育学習センター)および学生支援推進センター(現:学生支援センター)を立ち上げ,学習や生活上の問題を抱える学生達にこれまで以上に速やかに対応できる体制を整えました。「キャリア教育や資格講座が充実」,「先進的なICT利用教育」,「国際交流と留学機会が豊富」,「地域との連携」などは,従来から本学の特徴として高い評価を受けてきました。これらに「丁寧な教育」を加え,名実ともに「学生が確実に成長できる大学」として教育・研究・社会貢献を進化させて参ります。

木船久雄(きぶね ひさお)

1955年8月,静岡県磐田市生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程前期終了。日本エネルギー経済研究所・第六研究室長を経て,1992年本学経済学部助教授に就任。1998年教授昇任。情報教育センター長,経済学部長,大学院経済経営研究科長を歴任し,2011年学長就任。専門は資源経済学,エネルギー環境政策。

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